シャチハタがあってよかった。
通関部門にいると毎日数十回、多い日には100回くらいシャチハタを捺します。申告書作成と審査を分担しているので、誰がその作業をしたのかを明確にする意味で使っていました。
インクは何度も補充していますが、8年以上ハードに使っても印面はかなりしっかりしています。シャチハタの見解では10万回捺せるのだそうです。私はもう10万回以上捺していますが、まだ使えます。
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職場に同姓の方がいたので、私は苗字の下に(○)と文字を追加しました。
シャチハタとは別に、通関士の丸印と氏名のゴム印を持っていました。税関への申告は、ほぼすべてNACCSというシステムだけで完結しますが、ごくまれに紙で通関書類を作ることがあります。そのときに通関士印を使いました。
いまでは税関も脱ハンコが進んでいて、通関書類への通関士の記名押印は不要になっています。
はじめて通関士のハンコを押したときは、自分の名前で申告している実感が湧いて、うれしかったなぁ。