通関情報調査室

AEO輸出者ではたらく、元通関士のブログ Former REGISTERED CUSTOMS SPECIALIST

貿易実務のおすすめ本

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貿易実務の理解は、国際取引に関わるビジネスパーソンにとって欠かせません。ここでは、貿易実務を学ぶためのおすすめの書籍(入門書と専門書の計6冊)を紹介します。

入門書

1. 貿易全般

イラスト図解があり、すばやく理解ができる書籍です。文章もきっちり書かれているので、入門者だけでなく実務経験のある方にも役立つ内容です。

2. 貿易書類

貿易書類が切り口になっているのが特長的な書籍です。さまざまな書類の役割や記載内容を具体的に学ぶことができます。

入門書として紹介した2冊は、Kindle Unlimited 読み放題の対象です。まだ登録していない方は、30日間の無料体験が可能です。

専門書

3. 通関実務に特化

輸出入の申告手続の流れと必要な作業、提出書類について、一歩踏み込んで解説している書籍です。通関部門以外の方が、通関実務を学びたいときにもってこいです。目次 | 成山堂書店HP

4. 保険に特化

貨物海上保険、賠償責任保険、貿易保険、生産物責任賠償保険について詳しくまとめた書籍です。目次 | 成山堂書店HP

5. 取引条件、決済、保険、運送を詳しく解説

日常業務では意識しないような条約や国際ルールの解釈などを学ぶことができます。基礎から最新情報までと銘打っていますが出版は2019年です。貿易取引は時代とともに変化するので(やむを得ませんが)必ずしも現在の最新とは言えません。目次|経済法令研究会

6. 辞典のような書籍

内容は十分ですが、9,680円と高額なので個人では手を出しにくいのが難点です。目次 | 成山堂書店HP

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