毎年3月末に関税改正が行われます。今年もその時期が近づいてきました。 令和6年度の改正は、業務に影響あるでしょうか。 法律案の概要 ⑴ 暫定税率等の適用期限の延長等 暫定税率(411 品目)及び米・麦・乳製品等に係る特別緊急関税制度について、適用期限…
約1年前、日米蘭を中心とした対中半導体規制が騒がれていました。2023年に規制が始まっており、今回中国の輸入通関実績を確認してみました。グラフはパソコンからご覧ください。 国別データを見ると、2021年から2022年にかけて中国での輸入額は減っています…
通関士試験の勉強をすると、様々な種類の減免戻税制度がでてきます。 概要 輸出担当の通関士としての経験 減免税、戻し税の実績 概要 1602 関税の減免戻税制度の概要(カスタムスアンサー) : 税関 Japan Customs 根拠条文は、関税定率法10条~20条やその他…
そのむかし(2003年)、北朝鮮のミサイル部品の90%は日本から来た、と言われたことがありました*1。 それから20年たったいま(2024年2月)、ウクライナで回収された北朝鮮製ミサイルに290以上の外国製電子部品が含まれており、そのうち75%は米国企業のもの…
STC Expertは、私の一押し資格です。合格率が10%に届かないこともある難易度の高い資格ですが、この資格を持っていると輸出管理をやっている人から一目置かれます。近ごろは転職サイトの求人条件にこの資格が記載されていることもあります。
CISTECの書籍は、賛助会員でなければAmazonで購入するほうが送料分がお得で、発送も早いです。Amazonで購入できる認定試験関連、その他書籍のご紹介します。 STC Expert / STC Legal Expert (5冊) STC Advanced (2冊) STC Associate (1冊) その他 (2…
CISTECの該非判定帳票は、賛助会員を除けばAmazonから購入するほうが送料がお得になり、発送も早いです(送料550円が0円で済み、配送日4~5日後が最短翌日)。 該非判定帳票は、法令改正に対応して改訂版が発行されます。現在の最新版は2024年2月1日施…
通関士の資格を取りたいという方に 最も安上がりな独学4コース、お得な通信講座5コースを厳選してご紹介します。 費用相場 独学 1~1.5万円 市販のテキスト、問題集で使って学びます 通信講座 5~10万円 定期的に送付されるテキスト、問題集、動画等で学びま…
国家公務員のうち一般職の管理職職員だった方の再就職先2022年度分が公表されました。 このうち税関職員の再就職先をピックアップ。再就職先のポストに空きが必要だから、どこの会社に再就職できるかは運しだいかも。 離職時の官職 再就職先の名称 再就職先…
税関は2022年に発足150周年を迎え、『税関発足150周年記念誌』を発行しました。記念誌には、税関の歴史のほか、OB回顧録など、日ごろ触れられることの少ない情報も多く書かれています。税関手続きへの理解を深められますし、なにより物事の背景を知ること…