通関情報調査室

AEO輸出者ではたらく、元通関士のブログ Former REGISTERED CUSTOMS SPECIALIST

貿易統計を作っているのはだれか?税関?

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貿易統計を作っているのはだれか?

正解は、財務省 関税局 関税課 と 各税関の調査部です、以上。。。

ただ、財務省HPには次のように書いてあります。

貿易統計の作成はどのように行っているのでしょうか

【答】(1)普通貿易統計及び(2)特殊貿易統計については、税関に提出された輸出入申告書等を基礎資料として作成しております。

基礎資料になっている輸出入申告書等は、だれが作っているのか?

そのほとんどは通関業者です。全国の通関士8,407人、通関業務従業者8,157人、合計16,564人(2022/4/1時点)が毎日毎日入力・申告しているデータが使われるんです。これが、輸出98兆円/年、輸入118兆円/年という数字になって出てきます。

統計に使われる項目には、仕向国、貨物の数量、価格、品目分類などがあります。申告を間違えると大変です。輸出/輸入許可内容や関税・消費税が変わってしまうからだけではなく、統計にも影響するからです。

通常はNACCSというシステムを使って申告します。輸出の場合、9割以上がシステムの判定によって即時許可となります。あとから税関がやさしく、正しいのはこっちですよ、なんて教えてくれません。だから、書類に疑義があれば通関業者は申告前に荷主に確認するんです。とりあえず申告してみて、ダメだったら訂正しようなんてことは通用しません。