Xを見ていたら、盆栽が外国人によく売れているというポストが目に留まりました。
盆栽は海外でも人気があり、植物防疫所が盆栽の輸出説明会を開催するほどです。輸出に必要なことを簡単にまとめてみました。
輸出しようとするときに一番最初にあたまに浮かぶのは「土」です。日本の輸入時は植物防疫法7条で輸入禁止品になっていますし、海外でもおそらく輸入は難しいと思います。
盆栽の場合、輸出先国により条件は異なりますが、土を除去したり、消毒したりという対応が必要とされています。盆栽・植木類の輸出について:植物防疫所
植物検疫に合格して、いよいよ輸出通関となったら
HSコードは 0602.90
※輸出統計品目表における盆栽への分類は、植物防疫所より発給された合格証明書の品名欄に「BONSAI TREE」と記載されているものに限られます(国内分類例規参照)。通関士、要注意です。
輸送中の環境にも注意は必要になりそうですが、検疫さえクリアできれば、通関手続き自体はあまり難しくなさそうです。
過去には輸出検疫を受けず罰金刑(30万円)となった事例もあります。定められた手順はきちんと守らないといけません。
最後に2022年の盆栽の輸出実績です。