本場のサプライチェーンの知識体系を日本語で学べるようになってきました。
数年前までは、サプライチェーンマネジメントと銘打った書籍でも、内容が入門レベルだったり、ロジスティクスどまりだったりで、実用的なものはほとんどありませんでした。
そして、本場のサプライチェーンマネジメントを書籍で学ぼうとすると、洋書を探さざるを得ない状況でした。洋書の場合、値段が高いし、書店で内容を見比べることがなかなか難しく、それなりにハードルが高かったと思います。
SCMは広範な知識を必要とします。不慣れな英語で分かったつもりになるよりは、日本語で正しい知識をつけるほうがよいでしょう。
基本テキスト
SCMの世界には「共通言語」があり、全体を俯瞰的に学ぶことが重要です。それらの知識体系が整理されています。
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獲得した知識を正しく用いる
2024/4/28発売の書籍にはSCORが登場します。SCOR:Supply Chain Operations Reference modelは、サプライチェーン・マネジメントの標準的な業界横断診断ツールとなるプロセス参照モデルです。
世界標準のSCMを実行するための「実施手順」、実施後の「効果測定方法」と「改良のヒント」を体系的に示すことを目的とする一冊。本書では、SCORとROICの二つの軸に沿って日本固有の論点を再整理し、実践的なサプライチェーンマネジメントの手法を解説するとされています。
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洋書の基本テキスト(CPIM教材)
CPIM:Certified in Planning and Inventory Management 試験のExam Content Manual(受験ガイド)に、参考文献として掲載されている書籍です。
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